【ご相談の背景】
ご相談にみえられたのは、お亡くなりになったお父様のご長男様と、その奥様でした。
お父様の遺産を受け継ぐのは「ご長男様」と「その弟様」のきょうだい2名でしたが、お二人は長年離れて暮らしており、普段の連絡もほとんどない非常に疎遠な関係でした。そのため、「久しぶりなのに、いきなりお金や実家の話をどう切り出せばいいのか分からない」「お互いが納得できる公平な分け方や、相続税の計算の仕組みがさっぱり見えない」と、ご長男様ご夫婦は深く頭を悩ませていらっしゃいました。
さらに、お父様が1人で暮らしていたご実家(空き家)を今後どのように片付け、処分していけばいいのかという点も、大きな不安の種となっていました。
【解決策(みらいえ相続税理士法人・税理士佐藤のアプローチ)】
ご兄弟の間に深い軋轢やトラブルが生まれないよう、私は第三者である専門家として間に入り、双方のお気持ちと税務上のメリットを両立させる丁寧な仲介(コーディネート)を行いました。
理路整然とした税務知見による「公平な情報開示」
なぜこの相続税額になるのか、どう分けるのが双方にとって一番税金面で有利(公平)なのかを、客観的なデータと税務的知見に基づいて分かりやすく整理しました。片方に偏らないフェアな計算過程を提示することで、疎遠だったご兄弟の「不信感」を解消していきました。
送付状+口頭による「徹底した意思疎通」
遺産分割協議書をそれぞれの郵送先へリレー形式で送付する際、単に書類を送りつけるのではなく、送付状に細かな解説を添えた上で、必ず事前にお電話(口頭)でも内容の丁寧な説明を行いました。時間はかかりましたが、この「ひと手間」を惜しまなかったことで、相続人全員が納得し、一切のトラブルなく円満に合意を得ることができました。
【結果とその後(エピソード)】
デリケートなご兄弟間の関係に細心の注意を払いながら進めた結果、お互いに嫌な思いをすることなく、無事に全員が納得する形で相続税申告が完了いたしました。
手続きの過程で、私や弊所スタッフがどこまでも依頼者様の心情に寄り添い、誠実に対応を重ねたことで、ご長男様はもちろん、一緒に寄り添われていた奥様からも絶大な信頼をいただくことができました。
その強い信頼関係は申告が終わった後も続き、後日、「父が住んでいた実家の売却も、ぜひ佐藤先生のところにお願いしたい」と、嬉しいご依頼をいただきました。私たち「みらいえ相続グループ」には、相続専門の不動産会社が内製化されているため、税金の手続きから実家の売却・現金化まで、窓口を一つにして、ご家族の負担を最小限に抑えたワンストップのサポートをスムーズにお届けすることができました。
「きょうだい仲が疎遠で、相続の話を切り出しにくい」実は、このようなご相談は非常に増えています。お互いの生活がある中で、突然大きなお金や不動産の話が出ると、悪気がなくても誤解が生じ、大きなトラブルに発展してしまうことがあります。
だからこそ、私たちのような「第三者の税理士」を上手に使っていただきたいのです。私は間に入る際、単に書類のやり取りをするだけでなく、「なぜこの分け方がベストなのか」を税務のプロとして理路整然と、かつ「お電話での口頭説明」という泥臭いコミュニケーションを重ねてお伝えします。この丁寧なプロセスこそが、ご家族のしこりを無くし、円満な相続を叶える唯一の近道だと信じているからです。
また、私たち「みらいえ相続グループ」の強みは、税金の申告書を出して終わりではない点です。グループ内に相続専門の不動産会社を擁しているため、申告後の「実家の売却処分」まで、お客様の手間を一切増やすことなく一気通貫でお手伝いできます。「親族間のやり取りが不安」「実家の処分まで丸ごと任せたい」という方は、ぜひ安心してお気軽にご相談ください。